歯周病の見分け方
歯周病は初期の段階では自覚症状はほとんどありません。
以下のような自覚症状が出た時は歯周病が進行している場合が多いため、早めに当院にお越し下さい。
歯周病の典型的な症状が歯茎(歯肉)から出血することです。歯磨きしたときに歯ブラシに血が付いていたり、硬いものを噛んだときなどに食べ物に血が付いた、または歯茎から出血していたら要注意です!
歯肉(歯茎)には多くの毛細血管が通っており、歯周病菌に侵されて歯肉が炎症を起こし、炎症部分に歯磨きや硬い物を噛むなどの強い力が加わると炎症部分から出血してしまうのです。
口臭があるからといって歯周病とは限りませんが、ある日から口臭がきつくなったような場合は歯周病菌(細菌)の繁殖の可能性がありますので注意が必要です!
歯周病菌が唾液の中に多く含まれていると「ネバネバ」と感じます。
特に朝起床時に口の中がネバネバしたり、何か気持ち悪い場合は歯周病の可能性がありますので注意が必要です!
歯茎(歯肉)が腫れたり、ブヨブヨ柔らかくなっているのも歯周病の典型的な症状です。
健康的な人の歯茎(歯肉)はピンク色をしていますが、歯周病になるとまずは歯茎(歯肉)が赤色になり、さらに症状が進行すると赤紫と、徐々に歯茎(歯肉)の色が濃くなってくるのが特徴です。
歯茎(歯肉)から出血すると歯周病の大きなサインですが、さらに症状が進行すると膿が溜まり、痛みを伴うようになります。
歯周病になると歯を支えている周辺組織が侵されますので、おせんべい、リンゴなど硬い物を噛むと歯周組織が歯を支える事ができなくなるため、痛みを生じる事があります。
歯周病になると歯周組織が侵され、骨、歯根膜などが溶かされることにより、歯がグラグラしてきます。
1本の歯を人差し指と親指で軽くつかんで上下左右に軽く揺さぶってみて、明らかに歯がグラグラしていたり、舌で歯を動かす事が出来るような状態は歯周病の危険信号です。
歯周病になると歯周組織が侵され、歯肉が後退して行きますので歯が長くなったり、昔よりも出っ歯になった気がすることがあります。
歯周組織が侵されることで、歯と歯の隙間が大きくなるため物が挟まりやすくなったり、歯並びが悪くなったり、歯が浮いた感じがしたり、噛み合わせが悪くなる事があります。
歯周病になると常に歯茎(歯肉)がムズ痒かったり、痛みが生じる事があります。
歯周病は早期発見が非常に大切です。
上記の症状に少しでも心当たりがある方は、当院にお気軽にご相談下さい。